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2018年11月にスバルで起きた大規模なリコール。驚きましたね~。フォレスターを持っている方や、これから買おうと思っていた方はどんな不具合が起きたのか、対象だったらどうしたら良いのか、修理にどれぐらいかかるのか、気になっているのではないですか?
僕の奥さんのように「そもそもリコールってなに?」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は皆さんのそんな疑問にお答えしていきます。メモの準備はよろしいですか?
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フォレスターの不具合、リコールとは
引用:スバル公式サイト
わかりにくくてすいません。好きなんです、超新塾。
自動車におけるリコールとは、設計や製造段階を原因とする不具合が特定の自動車および原動機付自転車に発見された場合、道路運送車両法第63条の3に基づき、メーカーや輸入業者が国土交通大臣へその旨をあらかじめ届け出て、該当する製品を無料で修理をする制度のことである。
引用:WIkipedia
フォレスターがリコール!?
平成30年9月27日、株式会社SUBARUより、国土交通省にフォレスターのリコールを届け出いたしました。
リコール届出番号 4332 リコール開始日 平成30年9月27日 不具合の部位(部品名) 前照灯(自動配光制御装置) 基準不適合状態にあると
認める構造、装置又は性能
の状況及びその原因前照灯自動配光制御を行うセンサーカメラにおいて、車両製造時にカメラカバーの組付け不良があったため、センサーカメラ視野の一部をカメラカバーが遮ってしまうものがある。そのため、保安基準で規定されたセンサー検出領域の上方角度を満足しないおそれがある。 改善措置の内容 全車両、カメラカバーの状態を点検し、組付け不良が確認された場合は、カメラカバーを正しく装着する。
引用:スバル公式サイト
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参考:スバル公式サイト
前照灯自動配光制御とは先行車や対向車をカメラセンサーが感知して、前照灯のハイビームとロービームを切り替える機能のことです。
- 前照灯
車の全面に左右対称でついているライトのこと
- ハイビーム
夜間に対向車や先行車がいないとき、正面を遠くまで照らすライト。
- ロービーム
対向車や先行車への眩惑(眩しくて目が眩むこと)の防止や霧や雪のときなど光が反射するときにやや下を照らすライト。
このカメラセンサーのカバーが正しく取り付けられていなかったため、カメラの視界が一部遮られていました。
引用:スバル公式サイト
平成30年11月1日、株式会社SUBARUより、国土交通省にインプレッサ、フォレスター、BRZのリコールを届け出いたしました。
リコール届出番号 4361 リ コ ー ル 開 始 日 準備でき次第 不具合の部位(部品名) 原動機(バルブスプリング) 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因 原動機の動弁機構部において、設計が不適切なため、バルブスプリングの設計条件よりも過大な荷重及び一般的な製造ばらつきによる当該スプリング材料中の微小異物によって、当該スプリングが折損することがある。そのため、エンジンから異音が発生し、また、エンジン不調となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。 改 善 措 置 の 内 容 全車両、バルブスプリングを対策品に交換する。
引用:スバル公式サイト
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参考:スバル公式サイト
このリコールは対象車の台数が国内で約10万台、国外で31万台の計41万台の大規模なリコールです。先ほどのリコールの48台と比べると、とてつもない数ですね。
- インプレッサ
- フォレスター
- BRZ
- 「トヨタ」の86
不具合の原因は?
今回不具合がでた部品は「バルブスプリング」と呼ばれる部品です。
引用:CARTUNE
このバルブスプリングが設計条件よりも過大な荷重がかかっていた上に、スプリングに異物が混じっていて強度が低くなっていることが判明しました。
つまり、折れやすい状態だったわけです。
このスプリングが折れると、エンジンから異音がしたり、動きが悪くなったり、最悪走行中にエンジンが停止する事もあります。そうなると大事故にも繋がりかねません。
このバルブスプリングの交換が非常に厄介なんです。
フォレスターのエンジン引用:スバル公式サイト
構造上スプリングを取り替えるには、エンジンを取り外して分解しなければいけません。
これには複数の工程があり、一つ一つ確認しながら慎重に作業していくので1台の修理に約2日かかり、そのうえ修理は販売店やディーラーに預けたあと、全国に8カ所ある「リコール作業拠点」に輸送されてそこで修理されます。
その輸送時間を合わせると約1週間はかかります。
補足ですが今回の不具合、普通なら工費は10万円以上するらしいですよ。リコールなのでかかりませんが。
同じく対象車のインプレッサについて気になる方はこちらをどうぞ
インプレッサに不具合?リコールにアイドリングストップやエアバッグ
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フォレスターリコール以外の届け出
フォレスターの改善対策
改善対策届出とは、リコール届出と異なり道路運送車両の保安基準に規定はされていないが、不具合が発生した場合に安全確保及び環境保全上看過できない状態であって、かつ、その原因が設計又は製作の過程にあると認められるときに、自動車メーカー等が、改善のための措置を行うことをいいます。
引用:国土交通省
平成30年9月27日、株式会社SUBARUより、国土交通省にフォレスターの改善対策を届け出いたしました。
改善対策届出番号 555 改善対策開始日 平成30年9月27日 不具合の部位(部品名) 電動式リヤゲートステー取付け用ブラケット 不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因 電動式リヤゲートに取り付けられているリヤゲートステー取付用ブラケットにおいて、製造管理が不適切なためボールスタッドのカシメが不十分なものがある。そのため、リヤゲート全開の状態からさらに上側に力を加えた場合、ボールスタッドがブラケットから外れ、リヤゲートやリヤゲートステーが降下し身体の一部にあたるおそれがある。 改善対策の内容 全車両、ブラケットのボールスタッド部を点検し、カシメが不十分なものは、電動式リヤゲートステーを良品に交換する。
引用:スバル公式サイト
引用:スバル公式サイト
このリヤゲートを開けた状態のままにしておくのがステーという金具です。このステーをリヤゲートに取り付ける金具をブラケットといい、そのブラケットはカシメという工法で取り付けられています。
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参考:スバル公式サイト
フォレスターのサービスキャンペーン
サービスキャンペーンとは、リコール届出や改善対策届出に該当しないような不具合で、安全確保及び環境保全とは直接関係のないものについて、必要な改善措置を行うことをいいます。
引用:国土交通省
株式会社SUBARUより、国土交通省に下記内容のサービスキャンペーンを通知いたしました。
サービスキャンペーン開始日 平成30年9月27日 不具合の内容 車両情報を記載したラベルにおいて、車両型式に誤記がある。そのため、車検証に記載の車両型式と一致しない。 改善の内容 全車両、正しい車両型式を記載したラベルを貼付する。 自動車使用者等に周知させるための措置 ダイレクトメール、直接訪問又は電話で通知する。
引用:スバル公式サイト
このサービスキャンペーンはフォレスター527台が対象になりました。たしかにラベルの誤記なので安全面や環境面には直接関係ありませんね。表記ミスのようなものでしょうか。
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参考:スバル公式サイト
株式会社SUBARUより、国土交通省に下記内容のサービスキャンペーンを通知いたしました。
サービスキャンペーン開始日 平成30年9月27日 不具合の内容 アイサイトカメラカバーにおいて、車両製造時にカメラカバーの組付け不良があったため、カメラカバーが正しく組付いていないものがある。そのため、車両前方から見るとカメラレンズに対し、カメラカバーが車両下側にずれているおそれがある。 改善の内容 全車両、カメラカバーの状態を点検し、組付け不良が確認された場合は、カメラカバーを正しく装着する。 自動車使用者等に周知させ
るための措置ダイレクトメール、直接訪問又は電話で通知する。
引用:スバル公式サイト
アイサイトカメラカバーの組付け不良のようです。サービスキャンペーンということは安全面に関係のないずれだったのでしょう。対象台数はフォレスター12台でした。
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参考:スバル公式サイト
株式会社SUBARUより、国土交通省に下記内容のサービスキャンペーンを通知いたしました。
サービスキャンペーン開始日 平成30年9月27日 不具合の内容 自動車の燃費性能に係るステッカーの貼付指示を誤ったため、平成27年度燃費基準達成車両に「平成27年度燃費基準+10%達成車」のステッカーが貼付されており消費者に誤解を与える可能性がある。 改善の内容 全車両、後面ガラス部に貼付しているステッカーを除去する。 自動車使用者等に周知させ
るための措置ダイレクトメール、直接訪問又は電話で通知する。
引用:スバル公式サイト
燃費基準達成車なのに基準+10%達成と多めに表記したステッカーを貼ってしまったんですね、たしかにこれでは誤解を招きます。対象台数はフォレスター3546台です、ちょっと多めですね。
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参考:スバル公式サイト
フォレスターリコールの対象車だったら?
対象車の場合おそらくこういう通知が来ます。
引用:CARTUNE
もし通知が来る前に確認したい方や、何かしらの理由で通知が来ていない方はメーカーの公式サイトや国土交通省のHPに「リコール情報検索・不具合情報検索」というページがあるのでこちらを確認してください。
通知が来た、もしくは調べて対象車だったら、まずディーラーに連絡をして予約してください。
予約をせずに行くと、代車が必要なのに用意できなかったり、その日の予約がいっぱいで修理できず、後日もう一度行くことになります。面倒が増えるだけで、いいことはありませんよ。
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フォレスターによくある故障
フォレスターには今まで紹介した不具合とは別になりやすい故障があります。ここではフォレスターのよくある故障をご紹介します。
フォレスターによくある故障
- ラジエーターの水漏れ。
エンジンを冷やしているラジエーター(エンジンの熱を放熱する装置)の中には冷却水という水が入っていて、10年以上経つと劣化して水漏れを起こすことがあります。
人間で言うとラジエーターの冷却水は汗で、ラジエーター自身が汗をかく能力で、エンジンを冷やすことが出来なくなるということは、汗をかく能力が落ちて夏に熱中症になりやすくなる感じですね。熱中症で病院に運ばれた人は「あー!」と思うところがあるのではないでしょうか。
そうなるとエンジンを冷やすことが出来なくなりオーバーヒートを起こして故障してしまいます。修理はラジエーターを交換することになりますが、費用は大体10万円ほどかかるそうです。
ラジーエーター引用:Wikipedia
- エンジンの回転数が落ち、1度止めるとエンジンがかからなくなる
原因は燃料ポンプの劣化による故障で、交換の費用は5万円ほどかかります。SH系(2007-2012年生産品)に多い故障のようです。
- フロントデフのオイル漏れ
デフとは簡単に説明すると、デファレンスギアの略でカーブ総走行時にあえて左右のタイヤの回転数を変えて車体が不安定にならないようにスムーズに走るためのもので、フロントデフは文字通り前面・正面についたディファレンスギアのことです。
このフロントデフはエンジンの下にありエンジンの熱によって劣化が早くきてしまいます。劣化すると左右のタイヤの回転数を変えれなくなり安全に走行できなくなります。そんなことになったら困るので、修理をするにはデフが格納されているデフケースのオイルシート(油漏れや埃の侵入を防ぐもの)を交換する必要があり費用は1万円ほどです。
デフ引用:カーセンサー
- アイドリングストップの逆作動
普通アイドリングストップは、ブレーキを踏んで減速するとエンジンが自動で止まり、ブレーキから離すとエンジンがかかりますが、この不具合はブレーキを踏んでもエンジンが止まらず、離すとエンジンが止まるといったことが起こります。原因は不明でアイドリングを切る以外に対処法はありません。(ほかのことが原因の可能性もあります)
そして、もし自分の車になにか不具合を見つけたら、メーカーや国土交通省にご連絡ください。そういう一つ一つの情報が事故を防ぐために必要なんです。
こちらが国土交通省のホットラインです。
引用:国土交通省
フォレスターの安全性が気になる方はこちらもどうぞ
スバルフォレスターの安全性徹底調査!運転はしやすい?安全装備は?
まとめ
- リコールとは、設計や製造段階で問題の出た車を国土交通省に届け出て無料で修理すること。
- スバルのリコールの対象車に、フォレスターが入っている。
- 原因はバルブスプリングにあり、修理には1週間かかる。
- リコール以外に、「改善対策」「サービスキャンペーン」という届け出がある。
- 対象車の場合通知が来るので、ディーラーに予約して修理する。
- フォレスターの故障は、経年劣化やアイドリングストップの不具合によるものが出やすい。
自分の車がリコールされたら大変ですね。でもリコールは事故を防ぐため、安全のためのものです。面倒くさがらずにちゃんと修理には持って行きましょう。もちろん、ご予約はお忘れなく。
お得に車を買い換えたい方は試す価値あり(買取額60万UP)
車を買い換える時って、そのまま車を購入するお店、つまり販売店ディーラーに下取りで渡していませんか?それ、かなり損してます。
言われるがままに販売店に安い値段で下取りする前に、複数の買取業者に比較してもらった方が買取金額は格段に上がります。私の場合はトヨタラッシュが下取り価格30万円、買取価格88万で差額約60万でした。
業者同士で対決してもらうと、びっくりするくらい買取額は上がっていきます。無料で1分でその場で(スマホ)できるので、車の購入費用を稼ぎたい方はやらない手はないですよ!
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